irBoard Playerを使うとFA装置やIoTデバイスのタッチパネルディスプレイとして状態をモニターしたり操作する事ができます。
FA装置の制御機器として知られるPLC(Programmable Logic Controller)は通信プロトコルを持っています。irBoard Playerはその通信プロトコルを使用し、PLC内部のデバイスの読み書きを行います。
また、IoTデバイスのESP32向けにPLCと同様に通信できるライブラリーを提供しているので、IoTデバイスとも接続できます。
作画はは有料版のirBoardかirBoard Lite(アプリ内購入が必要)で作成する必要があります。
特徴
・FA装置やIoTデバイスと接続し、デバイス値のモニターや変更が出来ます。
・一般的な固定されたタッチパネルと違い、iOSデバイスを用いているため携帯性に優れています。
・離れた場所から装置の状態を確認する事もできます。
・安全のため変更を伴う操作ができるiOSデバイスを1台に制限できます。
・iOSデバイス 1台で複数の装置と(切替えながら)接続できます。
・三菱電機、キーエンス、オムロン、横河電機製のEthernet接続が可能なPLCに対応しています。
・Modbus/TCPでの接続にも対応してまいす。
・Raspberry Piで動作するオープンソースのPLC LadderDriveにも対応しています。LadderDriveを用いるとRaspberry Piのタッチパネルとしても利用できます。(https://github.com/ito-soft-design/ladder_drive)
・irBoard Library for ESP32ライブラリーを使う事でESP32デバイスにも対応します。(https://github.com/ito-soft-design/irboard_esp32)
・irBoard.NETライブラリーを使う事でWindows .NET アプリにも対応します。(https://github.com/ito-soft-design/irboard-dotnet)
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--- 注 意 事 項 ---
irBoard PlayerはPLCデバイスの状態を書き替える事ができます。
PLCで制御してる装置等とのインターロックはPLC側で行う必要があります。
安全性が十分に確保出来ない場合は、PLC側からのステータスで書込みを伴う操作を禁止にするか、書込みをする部品を使用しない様にして下さい。
無線通信を利用するため環境によって接続が中断する事があります。
ステータスで接続が正常か確認できますので、通信が途絶えた場合はPLC側で適切な処理で安全性を確保して下さい。
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